◆前鋸筋の部位
前鋸筋は第1~第8肋骨の中央よりやや外側から、肩甲骨の内側縁に付着する筋肉です。
形状がギザギザで鋸(のこぎり)の刃にも見える事から前鋸筋という名称となったのが由来です。
※肋骨付着面については第8,9,10と個人によってバラつきがあります。
◆英字表記(英語)
前鋸筋= serratus anterior(セレイタス アンティアリア)
◆前鋸筋の働き・特徴
前鋸筋の主な働きは、肋骨を持ち上げての呼気作用、及び肩甲骨の複雑な動きの補助です。
肩甲骨を急速に前方に押し出す、ストレートパンチなどの動作の際にも、この前鋸筋は強く作用し◆「ボクサー筋」とも呼ばれる筋肉です。